シンガポールの旧正月の一端をご紹介

シンガポールは2/1、2/2が旧正月の公休日です。今年は1/29㈯から2/6㈰まで9連休の学校や企業もあるようです🎌さながら、日本のGWの様相です。

チャイニーズニューイヤーの開店状況
結構開いてる店もあります

我が家はとくに何もしませんが、ローカルの人々は家族や親戚で集まるようです。
※コロナ禍による人数制限はあります。


旧正月について、その一端を準備段階からご紹介します。

まずは、クリスマス明けから飾り付けや売り出しが始まります。

写真はコロナ禍前の2019年です。
特設売り場が設置されて、正月飾りや贈答用のみかん、お菓子や盛りカゴが大量に売られていました。

正月飾り(2019年撮影)
贈答用の盛りカゴ(2019年撮影)
左手前はお菓子各種、右側は飲み物が山積みです(2019年撮影)
左手前は缶に入ったシーフード。正月料理にシーフートは欠かせないそう(2019年撮影)


そして、年越し近くになるとこちら、魚生(ユーシェン)という料理(刺身、野菜をスパイスと調味料で和えたもの) が売り出されます。

店先に積まれた魚生セット

これは、ただのお刺身乗せサラダではありません🥗🐟 大皿に具材がすべて用意されたらみんなでテーブルの周りに集まり、手にお箸を持ち、お皿の具材を上にあげたと同時に「ローヘイ!」と叫びます。 

ローヘイ(捞起)は広東語で「放り投げる」の意味で、魚生(ユーシェン)をみんなで投げ上げます。新年の希望や抱負を込めて、具材を高く上げれば上がるほど、幸せが訪れるそうです。

使われる具材にも縁起を担ぐ意味が込められています。
例えば、
○刺身は新年に豊かになるように
○ブンタンとにんじんは幸運と繁栄
○ピーナツや揚げせん、油には健康と富がもらたされるように
○ラディッシュには若さと美しさ
○はちみつには優しさ
○ライムのひと絞りと五香粉にはあらゆるものに幸せを
などなど。

こちらにいる間に「一回くらい体験したいなぁ。誰か呼んでくれないかなぁ。」と思い続けて数年。
来年は呼ばれるかなぁ😁誰か「ローヘイ」が出来るレストランに誘ってくれるかなぁ(笑)

※なおシンガポールでは、火を使う爆竹や花火などの所持や使用等は、法律で原則禁止されています。

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