私事ですが11月に引っ越しを行いました。もともとは賃貸の2年契約も12月で満期となり更新する気でいました。
発端は9月までさかのぼり・・・
私の会社でいつもお願いしているエージェント(以下、こっちエージェント)からメールがあり、オーナー氏が家賃の値上げを言ってきている、どうする?との事。
その額は1,000ドル以上のアップ、現在の家賃から40%以上の値上げになる額でした。とても受け入れられる額ではありません。しかも私の住む場所はシンガポールでも結構な郊外、仕事で会う日本人の方々に、「○○に住んでます」と言うと9割位は「??」な顔か「おーそうですかぁ」と明らかにどこか知らない返事が返ってきます。そんな場所でそんなに上げるの!?と言う気持ちでした。
COVID-19の影響で不動産市場が堅調になってきているのは聞いていましたがのほほんと賃貸契約を更新しようとしていた自分の身に降りかかろうとは・・・
新聞、ニュースなどによると主な要因は
- Work-from-Homeで家の中で過ごす時間が長くなり、より大きなスペースとプライバシーを保てる空間を求める人が増えた
- 海外で働くシンガポーリアンが戻ってきた
- 外国人(主に駐在員待遇の者)がシンガポールでの滞在を伸ばす例が増えた
- COVID-19の影響で建設工事の遅れが顕著
- 分譲住宅高騰のあおりで、購入を考えている人が賃貸にとどまる例が増えた
という事だそうです。ただ、3.についてはどうかなぁという気がします。厳しい入国制限やビザ取得の要件もより厳しくなったこの2年、私の周りの日本人含めた外国人はやや減ってきているようなイメージでいました。
やはり決定的なのは4.で、現在に至ってもCOVID前のような建設工事の進捗状況には至っていません。シンガポールでは建設工事で働くワーカーは主にインド、バングラデシュ、スリランカや中国からの出稼ぎ外国人で占められており、彼らも一旦国に戻った後は再入国がなかなか許可されない状況が続いていました。今もワーカー不足は建設業、製造業で深刻な問題となっています。
私の同僚の新婚さんも新築の新居の抽選に申し込んだところ、6年待ちと言われ現在は賃貸に住んでいるのもいます。
話がそれましたが、こっちAGTに値下げ交渉を依頼するも先方のエージェント(以下、エージェント189。現在のブロックNo.が189なので)通しての オーナー 氏からの渋い返事しか得られず、賃貸契約の交渉を断念、引っ越し先を探すことに決めました。
しかし、引っ越しで子供の小学校、幼稚園や私の通勤など環境が変わるのも大変です。
という事で次回に続きます↓
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