Tragedy in Dubai – 運命の日 – 12月1日
日本代表にとっても運命の12月1日、日本🆚スペイン戦。我が家にとっても運命の日となりました。
昨晩は娘の体調不良が良くなればと願いつつベッドに入り、そして起床。娘の様子は・・・
良くなってない。むしろ昨日よりグッタリ気味!!!
このまま日にち薬で待つしかないのですが、脱水も心配だし、いつ嘔吐するかも分からない状態なので、念のため病院へ行くことにしました。事前に同僚に教えてもらっていた、ホテルから徒歩圏内の病院へ。
病院へ着いたのが10時半頃。
どうされましたか?
娘が繰り返し吐いてるんです。水を飲んでも、すぐ吐きます。
ご予約は?
無いです。急だったので。
すいません。午前中は予約でいっぱい。次は早くて15:20になります。
え、そんなに。
その場では診てもらえず、娘を抱っこしてトボトボとホテルへ引き返すことに。
決断の時
外の空気を吸って、歩いて、娘の状態もわずかに改善しましたが、午後から飛行機に乗せて、試合を見て、朝方にまた飛行機で帰ってくるような行程は不可能。決断の時。
今回はあきらめよう。カタールへは行かない。試合もホテルで見る事にしよう。
と宣言。そして沈黙・・・
当然ですが、息子がかつて見たことの無い失望の表情。Kも止む無し、の表情。しかし
仕方ないわ、Rと息子で行ってきて。ホテルで待ってるわよ
との金言を賜り、息子の失望を回復。彼が非行へと向かうのを無事回避することができました。
次のUSAワールドカップは一人でも見に行くわよ
と付け加えるのも忘れてませんでした。
今までの手配の関係上、カタールへ私無しで行くのはほぼ不可能な状況だったためこれしか無い。
カタールへ向け出発
Kが娘の病院の予約を空いてた15:20に入れたので、15時に一緒にホテルを出発。タクシーで病院へ寄ってもらい、娘とKを下ろして私と息子は一路空港へ(娘とKの病院での様子はこちらから)。
一般的によく使用されるドバイ国際空港-DXBでは無く、南の郊外のアルマクトゥーム国際空港-DWCです。主に貨物用として使われているらしく、町からは離れてますし旅客ターミナルは閑散。シャトル便はほぼ満席でしたが、人数自体はそれほどでも無いので気持ちの盛り上がりには欠けます。
チェックインもQRコードで済み、出国の審査もアッサリクリア。でも待ち時間をつぶす程に店は多くありませんでした。
超短距離路線にも関わらずモニターもついており、英語だけでしたがそれなりに時間つぶしにはなりました。
カタール到着
約1時間のフライトで現地時間17時過ぎに無事にドーハに着陸。昔のドーハ国際空港です。到着時は既に真っ暗。
入国審査後は簡単なコーヒーショップしかないし、てっきり空港からスタジアムまで直通のシャトルバスがあると期待していたので拍子抜け。スタジアムまでの行き方の案内書きすらありません。
空港の職員に聞くと、無料シャトルバスでメトロのSouq Waqif駅へ行ってそこから電車かタクシーでスタジアムへ。でもタクシーは今の時間は混むから、とバスとメトロをお勧めされました。
空港の外へ出るとタクシーの客引きが待ち構えていましたが、目を合わさずシャトルバス乗り場へ。シャトルバスは快適で、確かに渋滞も酷かったので職員さんの言う事聞いて正解でした。
Souq Waqif駅そばは観戦者用のシャトルバスのターミナルになっており、街明かりもキラキラ。
Sport City駅へ着くとスタッフが分かりやすくスタジアムの方へ誘導してくれました。
駅のコンコース内は、当然ながら日本サポーターも歩いていました。そんな中、私たちと並行して歩いていた一人の日本人紳士が、自分の鞄から日本のハチマキをスッと取り出し、息子に「どうぞ」と言って渡してくださいました。配るように何個も持っていたのか?ということは気にせず、一体感も高まります。感謝。
ということで、スタジアム前で記念撮影。
スタジアムへ到着したのが確か19時過ぎ。開門が20時なので周りを歩いたり、FIFAのグッズショップで土産物を買ったりする時間がありました。騎馬警官も出てきて、一緒に写真も撮らせてもらえました。息子の気合も勝負モードへ!
ちなみにFIFA STOREはオフィシャルスポンサーのVISAカードしか使用不可。レジの長蛇の列に並んで、会計時にもしVISAカード持ってなかったら悲劇ですね。
今日はここまで。次回はスタジアムの写真などを中心に更新しようと思います。
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