シンガポールでも有名なシーフードレストランの一つ、no signboard。
その昔、創業時は看板も無く始めたレストラン、という事でno signboardを名前にした、と聞いたことがあります。シンガポール名物チリクラブ、では無くホワイトペッパークラブ発明の店だとも。
昔、シンガポールへ出張した時に同僚にここの本店へ連れて行ってもらって、昔の雰囲気も残り、カニも美味しかった記憶がありました。シンガポールへ赴任後、エスプラネードの支店へ何度か行きましたが、味はまあ良い物のサービスや店員の振る舞いがイマイチな印象があり、あまり足を運ばなくなっていました。
そんなno signboardの別ブランドで飲茶店のno signboard SHENG JIANができたという事で行ってみました。
行ったのが確か13時前の昼のピークを過ぎたであろう時間。
すこし列ができてましたが、10分ほどの待ちで入れました。お店はそんなに広くなく、大きなテーブルもありません(今だけの措置かもしれません)。
注文はテーブルに貼ってあるQRコードを読み込んでスマホから。よくあるパターンです。注文するとOrder No.がついたレシートを店員さんが持ってきてくれました。あとはカウンター上のモニターで自分の番号が出てくるのを待って取りに行くセルフサービスタイプとなります。
このシステム、問題があります。私の注文した番号がモニターに出たのでカウンターに行きましたが、注文したものが全部は揃っておらず、「〇〇は5分後ね」とか言われて出てきたものだけ持ってテーブルへ戻り、待ちます。
が、Order No.が表示されるのは最初の1回だけ。後はカウンターに出てくる料理を気を付けて見ておく必要があります。自分の料理らしきものが出てきたら、取りに行く。たまたまカウンターの近くに座っていたので大体自分の注文したものかどうかは分かりましたが、ちょっと遠い席だと見に来ないといけない。混乱を招くセルフサービスではないかと・・・混雑時にこれで捌けるのか疑問。
何はともあれ、数往復ののちに料理と飲み物は揃いました。メニューはこちら。
Signatureの焼き豚まんは大きさも小さく食べやすいお味。中もほどほどにジューシーでした。小籠包もまずまずのお味。しかし、この二品に同じ味疑惑。焼いたか蒸したかと皮の違いはあれど餡は同じようです。
麻婆豆腐もまずまず、私の好きな花椒が効いた味でした。ジリジリくる辛さですが、激辛ではありません。
もう一品、ブロッコリーの炒め物。比較的アッサリ目の味付けで美味しゅう頂きました。見た目通りの味です。
この店が出来てから気になってはいたものの、結構行列になっていることが多く今回が初めての訪問になりました。値段はそんなに高くないので、一人での食事や、並ばなくてよいなら入っても良いかなというお店です。家族や大人数で美味しい飲茶を食べたい!というならもう少しお金を出して鼎泰豊に行くべきでしょう。
また機会あれば他の料理も試してみたいと思います。
と思っていたら、No Signboardグループのホールディング会社も苦境に陥っているようです。
コメント