日本への一時帰国時に免税で買い物するために在留証明書を取得しましたが、
やっと(私個人的には初の)免税での買い物をしてきたので報告します。
日本入国時
現在、ほとんど自動ゲートへ案内されるのでパスポートにスタンプ押してもらわない事になりますが、自動ゲート後すぐのカウンターで必ず「帰国」のスタンプをもらいましょう。
これがなければ、恐らく免税での買い物はどこのお店でも無理です。
お店探し
「アウトレットモールの中の店舗はいけるだろう」と思いきや、免税手続きをやってないお店もありますので、必ずお店に入る時に確認しましょう。
大手家電量販店も免税手続きをやってる店が多いですが、店舗によりますので事前にウェブサイト等で検索して調べておきましょう。
アウトレットモールや家電量販店は、やはり手続きも慣れており比較的スムーズにお買い物できるお店が多い印象です。
ドラッグストアは数多のチェーン店がありますが、やはり店舗によりますので事前に調査が必要です。地方のお店でやってるところは、経験が少ないからか手続きに手間取ることが多いです。
一方、行って見て楽しい日本のホームセンター。これはかなりお店が限定される印象です。私も今回は行動範囲のホームセンターでは免税で買い物することが出来ませんでした。やはり都市部がメインです。
デパートも手続きは出来ます。消費税10%免税ですが、免税手数料1-2%取られる場合があり、ややお得感が減る事も。
スーパーも大型店舗では大体やってます。食料品、衣類、雑貨等を各フロアで消費税込みで支払い、後でサービスカウンターで税金分の返金を受けるスタイル。
いざ買い物!
アウトレットモールでは、各店舗のレジでパスポートと在留証明を見せて、手続きしてもらいます。在留証明の記載事項をタブレット等の端末ですべて入力しないといけないようで、そこそこ時間がかかります。多分、新制度がこの4月から始まったばかりと言うのもあるでしょう。
某デパート内のポケモンセンターで買い物しましたが、レジで精算した後サービスカウンターへ。そこでは手数料2%引かれてしまいました。各デパートのHP見ると、デパート本体での買い物はどこも1.55%が手数料として引かれるようです。
ヨドバシカメラでも買い物しました。店員さんも手馴れており、在留証明書をコピー取ってスムーズに免税で買い物できました。ただし、免税ではポイントは付きません。モノによってはポイントを付けた方がお得な場合もあるようなので注意が必要。
とあるAEONモール内のAEONでも食料品やら衣類、子供の靴など買い込みました。上に書いたように、一旦各フロアで精算して、買ったものとレシートを持ってサービスカウンターへ。AEONという店舗の特徴からかサービスカウンターにIT機器に不慣れな店員さんが多く、やや手間取ってましたが無事に10%の税金が現金で戻ってきました。
シンガポールにも進出しているドラッグストアのウェルシア。やや田舎寄りの店舗でも免税手続きやっているのを調べて買い物。対応している端末が古い?のか謎の問答が続きました。
(パスポートと在留証明書を出して)免税でお願いできますか。
はい、かしこまりましたー。
(タブレット持ってくる)
あのー「一時帰国」が分かる書類無いですか?
(???)この4月から、この在留証明書とパスポートで手続きする事になってるんですけど
そうですか・・・ちょっと見てみます。
(タブレット持って社員と思わしき人の所へ)
(タブレット見せながら)
ほら、この画面。ここでスキャンしないといけないんですけど
(???)いや・・・その端末の事は分かりませんよ
(タブレット見せながら)
「一時帰国」の何か書類お持ちでないですか?
(???)だから・・・今はそういうものないと思いますよ
ああ、そうですか・・・
また社員の所へ戻り、なんだかタブレットと格闘。社員も面倒くさいのか手伝う様子も無く。レジ横で待つ事15分ほどか、ようやく戻ってきて
お待たせしました、出来ました!
よかった、ありがとうございました。
手続は出来たんですけどね、ここのね、「住所を定めた年月日」。西暦じゃないから、今度から西暦で言った方がよいですよ。
なんか吐き捨てるように言われ、イラっとしました。まあ何とか無事に10%免税完了。しかし、免税品入れる用の透明で封のできる袋に入れていたのはこのウェルシアだけでした。
注意事項
やりがちな失敗。買い物するつもりなく外出してパスポートを持ってきていないパターン。私とKも日本滞在中にありました。しくじってからはダイソーでA6サイズのクリアケース買って、パスポートと在留証明書を一緒に入れて常にカバンに携帯するように。
また同一店舗での購入総額が税抜き5千円以上である必要があります。店舗側も少額の物に逐一手続きしてられませんよね。なるべくまとめ買いを心がけないといけません。
ウェルシアの店員さんに言われたように、在留証明書の「住所を定めた年月日」は和暦(令和、平成、昭和)で書かれてます。店舗側のタブレットなどでは西暦で入力するようになっているようで、ウェルシアだけでなく他でも悩んで、スマホで西暦を調べている姿を見る事がありました。
なので、西暦を鉛筆書きで書き添えておくと手続きがスムースです。
また、パスポートに他国のスタンプがいっぱいある人は帰国のスタンプのページがすぐ分かるよう付箋などつけておくと滞りありません。
日本出国
日本出国時、セキュリティチェック後、出国審査前の税関カウンターでパスポートを備え付けの端末でスキャンします。ICタグに買い物情報が登録されているとの事。また買い物したモノは手荷物で持っている必要があります。買い物のレシートも一応用意しておいて。
今回はかさばるものは無かったので一応大きい鞄に詰め込んで機内持ち込みましたが、チェックされることはありませんでした。パスポートスキャンのみで終了。
英語の文書ですが国税庁の文書をご覧ください。
出発前に色々なサイトを調べましたが、モノを実際に調べるケースはほぼ無いそうです。大量に爆買いすると手で運べる量ではありませんが・・・預入荷物に入れてチェックイン時にカウンターで言う、というやり方を書いている人もいました。公式にはパスポートに記録された買い物情報と実物をチェックする、という事なんでしょう。もし持っていないと消費税を課されるという事です。
滞在期間が長ければ長いほど、買い物で支払う消費税もバカになりませんし、高額の物を買うとさらに10%はボディブローの様に効いてきます。
ちょっとした注意事項だけ気を付けておけば、お得感で満足できる買い物できますので一時帰国時に思い切り買い物を楽しみましょう。
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